あなたはどこからきたの?

 

『超健康が夢 院長日記』を掲載し始めてから7年になる。書き始めた初心は店の看板の『あなたはどこからきたの?どこへいくの?』を探求するためだった。しかしその初心がどこへ行ってしまったやら…いままで歩いてきた道は手入れをしないから草が茫々と茂ってどこをどのように辿ったのか知るすべもない。『どこからきたの?』と尋ねられても全然答えられない…

随分色あせてしまった初心を訪ねて、この院長日記を最初から丁寧に読み返してみた。3年、5年、7年と重ねた年月の下に『どこから?』のその出発点が残っていた。

今世界の人口は約70億人と云われている…この人々を動かしている遺伝子を全部集めても米粒一個の大きさに足りないほどの存在。 遺伝子(DNA)は、2本の糸が絡まったもので私たちは、生まれてから今日まで、この糸という字と関連する糸偏の字の言霊に左右されて生きている。

「運」は、「縁」に繋がっている…「縁」があって男女が結ばれ、「縁」があって数百億の精子から一個だけが新たな生命として育つ…生まれた瞬間から「緑」の木が生産する「酸素」を吸い始める。
「永続」「統一」「繁栄」「絶滅」「終焉」「総括」「体系」」「紛糾」「訓練」「契約」「純粋」「紙幣」「元素」「結納」「結婚」「経典」「経済」「紹介」「経絡」「維持」「維新」など書き並べると糸偏の重要性がよく分かる。

中でも「続」、と「絶」は両極短に位置して、続については遺伝子にとって永続という最も重要な働きを意味する字となっている。『永続する』ことが遺伝子の最大の使命だから『絶滅』は、「絶対に」あってはならない言葉である。

糸偏の字は、 「緊張」と「緩和」、「締める」と「緩める」など対極的働きに使われている。そのほか、「絆」「織る」「納める」「縛る」「編む」など私たちの生活に、糸偏の言葉が中心的な役目を担っている。

おそらく、地球創生にあたって、サムシング・グレートが言葉の体系を考えた時、糸偏のコトダマを全体の求心力(主軸)として決めたのではないかと思われる。その続と絶のスイッチの切り替えも遺伝子の働き…生きていながら遺伝子のスイッチがOFF(断絶)になっている人がずいぶん多い…

小才は、「縁」があっても これに氣づかず

中才は、「縁」があっても これを生かせず

大才は、「袖で擦れ合う他生の縁」もこれを生かす

チャンスを生かすためには、五根(目、耳、鼻、舌、皮膚)感覚を研ぎ澄まし、さらに五根を超えた意根(心眼)を働かせること。超健康、超能力とはあなた自身を100%活動させた理想的な状態…そのとき、奇蹟が当たり前のように起こるようだ。

『どこから?』という出発点が分かり『どこへ行くの?』の目的地がハッキリすれば、もっとも大切な『今、あなたはどこにいるの!!』という最も大切な『ここにいる!』という場所が分かる。出発点からここまで『ご縁』というもので辿りついている。さらに『ここ』から『どこへ?』の道案内人もその『ご縁』次第だ。

今一度『あなたはどこから来たの?』 『今、どこにいるの?』、『どこへ行くの?』をしっかりと認識されることをお勧めする。人間はなんのために生まれ、なんのためにいきるのか?皆が問い続ける永遠の謎…答えは簡単!それは本物の人間になるため…その一言に尽きる。

本物の人間とは

地球住民として、宇宙住民としての使命を果たせる人

地球人は、地球に存在する生物の中で唯一『地球の未来』を考えることができる生物です。また地球46億年の歴史を検証・考察して、その中から未来へ叡智を見つけるのも人間だけです。私たちは地球から遥か宇宙を眺めていますが、逆に広い宇宙の一点からこの地球住民を見守っている眼がたくさんあることを、たまには思い出してください。

私たちには地球住民としての使命、宇宙住民としての使命.があります。そのことに遥か昔から気づいていた先人かいて、日本の国語辞書も、人間の特性が次のように書かれています。

『人』地上における生物中、最高の発達を遂げた動物。脊椎動物門哺乳綱霊長目ひと科に属し、現存種はただ一種である。直立して歩行し、手の運動能力が発達していて、器具を使用すること、社会生活を営むこと、高度に発達した知能・理性・言語中枢が存在すること、その他において他動物と異なっている。

霊長目 : 哺乳綱の一目。大脳はよく発達し、顔は短く、胸部に一対の乳房を備え、手足はものを握るのに適する。人類、類人猿、猿類を含む。

霊長 : 霊妙不思議な力を有する頭(かしら)。人間

理性 : ものの理(ことわり)を考える能力。論理的・概念的思惟(しい)の能力。知性一般。

理  : ①不変の法則。すじみち。ことわり。道理。

②中国哲学で宇宙の本体。

道理 : ①物事のそうでなければならぬ理義。すじみち、ことわり、わけ。

②人の行うべき正しい道。

地球住民としての使命、宇宙住民としての使命.はまず一人一人が霊長類であることを自覚して自らを高め、宇宙の叡智を活用し、お互いに切磋琢磨して地球の発展・宇宙の発展に貢献することです。

 

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