本の紹介

龍源「ん」感音マンダラのご紹介

(本の表紙)

皆様の『未来の扉を』を開ける “開運の手引書” として書き記しました。人生をより心豊かに生きる魔法の杖となり、カーナビのように目的地へ案内してくれます。

今回は自費出版で刊行しました…一般の本屋には並んでおりません。購入をご希望される方は当社に直接お申込みください。

この本は平成9年5月に書き始めて、2年後の3月に粗原稿が完成していた。仕事をしながら事務所にある古いパソコンで、寝る間を惜しんで寝室に置いてあるパソコンで、そして2万円で買った中古のノートパソコンを移動用に使って3台で継ぎはぎ的な作業を続けていた。

”原稿を預かってから完成まで40日の時間を下さい!”印刷会社の社長からそう指示された。6月8日の発刊を目指すには原稿を一本化して4月半ばに印刷に出さねばならなかった。

そんな時“東日本大震災”が起きた。18年前の阪神・淡路大震災の時は松山でボランティアを立ち上げて大がかりにお手伝いをしたが、今回は募金のお手伝いはするけれども直接支援活動に参加する気持ちは全くなかった。ところが神様はいろいろお試しになる…あの手この手をお使いになって、私を支援活動の輪に参加させるように仕向けられたのだ。

3月下旬に阪神・淡路大震災を契機に、いろいろなボランティア活動に共にしているいわば戦友のリーダーが神戸からわざわざ松山まで私を訪ねてきた。 「柳原さん一緒にもう一度やろう!まだまだやれるよ」と尻を叩かれた。その日から準備にかかり、支援活動の体制を整えて、4月10日には第一回目の支援物資をトラックに積み込んで搬送活動が始まった。その時点で私の頭の中から”本の完成”という意識がすっかり消えてしまっていた。

連日報道される大震災のニュースを見ていて『大震災』のコトバが気になり研究していたスーハコンピューターにその『大震災』を入れて検索してみた。すると次のようなコトバが画面に並んだ。

◎ 調和の振動

◎ 調和エネルギーで地球を満たそう

◎ 数のとおりに動く

◎ イベント

◎ ティサン(大峠)

◎ ウオーター

◎ 都合のよい想定外

◎ 今までの既成概念を捨てること

◎ 世界人口69億人突破と未来予測

これはある意味で神仏、創造主からのメッセージのように思えた。よし、これを書き加えて『未熟児』の形でもよいから”本を出そう”と決心した。当時の原稿は300ページに及ぶ資料で広範囲の題材だけに脈絡も繋がらず、誤字だらけ、重複もありまさにカオスの世界…どうみてもあと最低1か月はじっくりと原稿チェックの時間が必要だった。

しかしその時間はとれない…絶対に無理だった…第2回目の搬送前日、印刷会社の社長に原稿を渡して「このままで印刷を…」とお願いをした。そして6月8日私の67回目の誕生日の朝、「『ん』感音マンダラ」が手元に届いた。 

(本文第一節より)

にあって 男にない。

にあって 女性にない。

にあって 一休にない。

にあって 平成にない。

そしてにもにもにもあるもの。

それは 『ん』・・・

されていた岩戸が今開かれる。

』を使えば、成長遺子のスイッチがオになり、

』を使えば全てが円満にまとまる。

』をど使えばあなたが変わり、世界が変わる。

コトバは光の種()であり成長して新しい命を引き寄せる。

その幸せの(たね)の育て方をお伝えしたい。

コトバはコトダマが籠った祈りである。

純真な願いであり、ずる意である。

愛を伝える究極のハタラキをする波動である。

 

宇宙とあなたをつなぐ命の話が鳴り響いている。

今あなたの命が開かれる。

 

私たちの口から出るコトバには言霊が宿っているとよく言われ、コトバ一つで相手を生かすことも殺すこともできます。相手も自分も生かすコトバ、もっともっと人類を成長させるコトバはないかと探してみました。人を成長させるということは人の遺伝子に良い刺激を与えることです。

全ての生物の中で人間の遺伝子だけは特殊な存在です。なぜなら人間の遺伝子は精神エネルギーによって進化できるように創造されているからです。しかも人間の遺伝子は進化・成長の方向の時は積極的に動くけれど、退化の方向にある時には動かないようです。

『ん』という文字は仏教が日本に入って来た時から仏典の中にはありましたが生活用語には使われていなかったのです。「嘘でしょう?」とお思いになるでしょうが実は江戸時代に外来語が入ってくるまで使われていませんでした。しかしこの『ん』こそが『安心』を与え、『福音』となり、『運』を呼び寄せ、『縁』を結ぶことになり、らんらん、りんりん、るんるんの人生を実現するのです。

(続いて第一章)朝の鐘をご紹介します。

コトバの種(たんね)と万華鏡

神様は通力をお使いになる。しかし性が鈍っている代の人間にはその力が利かない場合が多い。性が鈍った人達を動かすには通力が必要のようだ。

その通力の一目はお金、二目は力・名誉、三目はの魅力と男の魅力そして四目は、心を動かすコトバ……ほとどの人間がこれらには敏感応を示す。

その通力の究に命をかけている仙人のような物がいる。コトバの究の道友であり、すべての活動で生涯のライバル的在の遊がそれだ。

よく努力に勝る才なしといわれるが、遊心の努力と粘り強さは常識では考えられない、折り紙つきの国宝級だ。

平成一年四月、知のご子息の結式の会場で遊に初めて出逢った。テーブルは遠く離れていたが、彼は名刺を手にしてわざわざ挨拶にやって来た。

「この会場の中であなただけ色のオーラーが出ている、あなたは何者ですか?」

それまでに、何かの人からオーラーが出ていると言われたことがある。気功の訓練を長くやっているから出ていても不思議ではないが、自では確する方法がない……

その一言で二人の命的な展開が始まった。それから二十二になる。

その彼と、才といわれた野口英世博士とを比較するのは少し暴かもしれないが、寝る間を惜しでの究という部においては決して負けてはいない。

原因のスピロヘーター・パリダを発した野口英世博士のことを元京都大学の総長を務めた平澤興生は著書に次のように書いている。

 「究室で微鏡を見、家に帰ってまた夜通し微鏡を見るなどということは、普通の人にはとても出来ないことである。

1日8時微鏡を見たら、目がへてこになり、町へ出てもよくものが見えないくらいになるものである。それを究室で見て、また家に帰って見たのである。こうして1の標のうち、九百9九十六枚目で初めて,者の脳標の中で、病体を発した。

野口博士の病体の発は、彼の才の賜物だとある人は書いておるが、これは面白い見方で、賢い人間には出来という意味であろう。だがこの才は恐るべき才であり、尊い才である。九九百九十五枚までは、何もなかった、恐らく普通の人なら、もう途中で見るのをあきらめると思うが、野口は決してあきらめず、最後の最後まで見続けたのであり、ここにこそ、野口の偉大さがあり、超性がある」と。

それに似たものを遊は持っている。その彼が十五の歳月をかけて『幸せになるためのコトバの方程式』を成させた。彼は『美しいコトバでの人づくり』を合言葉に、ひたすら究と普及活動を続けてきた。

子どもたちの未来の幸せを願って、どな人でも美しいコトバを使えば心が美しくなり、が備わってくるということを力説していた。真心が籠もった美しいコトバ、力を籠めたコトバがお腹から出てくるような人は、所作の端々にもが出る。そのような格ある人々が日格を承してきた。

その美しいコトバが近年怪しくなり、日本人のそのものが危うくなっている。

二十歳の頃、学青年だった輩に人間の歴史は、人間人間になるための歴史である』と教わった。残念ながらその作者名は覚えていない。はたして人間の歴史はそのように活用されているだろうか?

 

 

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